校長室から

北海道紋別高等養護学校　校長　蓬　田　泰　生

北海道紋別高等養護学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

　本校は、オホーツク海沿岸のほぼ中央に位置している流氷が到来する街「紋別市」にあります。紋別市は人口がちょうど2万人ほど（令和6年2月現在）であり、オホーツク海屈指の港町でもあります。

本校は平成９年にオホーツク管内唯一の職業学科を設置する道立の知的障がい高等養護学校として開校しました。その後、令和２年度にこれまでの５つの職業学科（窯業科、木工科、クリーニング科、家庭総合科、園芸科）に加えて新たに普通科が設置され、６学科となりました。令和４年度からはクリーニング科が閉科となり、現在は４つの職業学科と普通科を併せた５学科になっています。

本校の学校教育目標「明日の社会に貢献し、心豊かにたくましく、そしてしなやかに生きる人間を育成する」を達成するためには、校内だけにとどまることなく、広く社会に開かれた教育活動を展開していくことが不可欠です。保護者、地域住民、地域企業、並びに紋別市をはじめとする行政・福祉機関等の皆様との「つながり」を大切にして、お互いにパートナーシップを築きながら、本校の教育活動が更に充実・発展していくことを目指して行きます。

本校の校長室には、生徒が製作したコースターや廃油石けん、陶芸品(逞心焼)が並べられています。これらの他にも生徒が手作りした木工品や園芸品を製品として地域即売会で販売しており、毎年売り切れ必至の人気の品となっています。年に三回ほど地元スーパー「シティ紋別店」にて実施してしますので、是非とも足をお運びください。

皆様からの本校の教育活動へのご理解とご協力、さらにはご支援をお願いいたします。