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校長室から

校長挨拶

北海道紋別高等養護学校 校長 蓬 田 泰 生

 

北海道紋別高等養護学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 

 本校は、オホーツク海沿岸のほぼ中央に位置する「流氷の街」紋別市にあります。紋別市は、人口約2万人(令和6年12月現在)のオホーツク海屈指の港町です。

 本校は平成9年、オホーツク管内で唯一の職業学科を設置する、道内の知的障がい者を対象とした高等養護学校として開校しました。その後、令和2年度に、これまでの5つの職業学科(窯業科、木工科、クリーニング科、家庭総合科、園芸科)に加え、新たに普通科を設置し、6学科体制となりました。令和4年度からはクリーニング科が閉科となり、現在は4つの職業学科と普通科の計5学科を有しています。

 校舎敷地内には寄宿舎「明誠寮」があり、紋別市だけでなく、北見市や遠軽町、さらには猿払村など遠方からも生徒が入学しています。寄宿舎では、サマーイベントやウィンターフェスティバルなど充実した行事が行われ、その様子はホームページでご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

 今年度より、学校教育目標の一部を改訂し、「明日の社会に貢献し 心豊かにたくましくそして しなやかに生きる」という、生徒主体の目標に変更しました。この目標のもと、本校では「公共心」「自立心」「主体性」「探究心」の4つを育成を目指す資質・能力として掲げ、その実現を目指していきます。

 VUCA時代と呼ばれる予測が困難な社会を生き抜くためには、これらの力を育むことが不可欠です。そのためには、学校内の教育活動に加え、広く社会に開かれた取り組みが求められます。保護者の皆様、地域の皆様、行政や関係機関の皆様との連携をさらに深めていきたいと考えています。

 今年度も、本校の教育活動に対する皆様のご理解とご協力、そして一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。