PTA活動の様子

1. PTA茶話会・進路学習会を開きました

投稿日時: 10/28 企画総務部

 去る10月17日(金)に、PTAと進路・卒後指導振興会が連携して、保護者、教職員、福祉関係者、他校教職員で学んだり交流したりする行事を行いました。

 進路学習会(進路・卒後指導振興会研修会 及び 保護者向け学習会)では、株式会社JIC 生保信託企画推進部 小宮山純一氏を講師に迎え、「障がいのある子の 親なきあと 安全にお金を残すしくみ」とPTA茶話会を開きました。

 全国で、親の会や特別支援学校を通して障害を持つ方の家族と接してきた小宮山講師からは、様々な実例を交えた話がされました。

 例えば、障害のある弟をもつ姉が、父親を亡くした際、遺言がなかったために遺産管理で第三者の監督人を立てざるを得なくなり、毎年その経費を負担しなければいけなくなったという話がありました。

 ともすれば、親なきあとも兄弟姉妹がいるから大丈夫と考えがちかも知れませんが、この例のように遺言を残すなど、準備を欠くと障がいのある子にもその兄弟姉妹にも不利益が生じることを学びました。

 そういった課題解決の一例として、「障がいのある方専用の生命保険信託」の活用が紹介されました。

 研修会終了後は、PTA主催の茶話会を実施し、講師を交えて、研修会の内容についての質問、各家庭の心配事などを相談したり、各家庭の工夫などを情報交換したりしました。

 子どもたちの将来や保護者の老後について、いまから準備できることを考える貴重な時間となりました。