北海道紋別高等養護学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
本校は、オホーツク海沿岸のほぼ中央に位置する「流氷の街」紋別市にあります。平成9年にオホーツク管内唯一の職業学科を設置する知的障がいのある生徒を対象とした高等養護学校として開校し、現在は木工科、家庭総合科、園芸科の3つの職業学科と普通科の計4学科を備えています。敷地内には寄宿舎「明誠寮」を併設し、各地から集まった生徒たちが、自立に向けた集団生活を送っています。
令和8年度、本校は開校30周年を迎えます。 30年目にあたり、本校の教育の指針となる校訓と学校教育目標を改めて示させていただきます。
〇校訓
「明朗・誠実・全力」
明るく朗らかな雰囲気をつくり、互いに信頼し誠実な態度で接し、自己実現に向けて全力を尽くす生徒の育成を目指します。
〇学校教育目標
『明日の社会に貢献し 心豊かにたくましく そして しなやかに生きる』
予測困難なこれからの社会において、壁にぶつかっても柔軟に乗り越える「しなやかさ」をもち、自らの足で歩んでいける力を育てたいという願いを込めています。
これらの指針をもとに、生徒一人一人が未来の主役となるための教育を進めてまいります。
昨年度の活動を振り返りますと、木工科によるバス待合所へのベンチ寄贈や幼稚園への家具納品、園芸科の地域即売会などを通じ、地域社会への貢献を実践してまいりました。これらの活動は、生徒たちが「公共心」「自立心」「主体性」「探究心」という4つの資質・能力を育む貴重な機会となっています。
また、30周年を記念して、後援会や市民の皆様から「新しい法被(はっぴ)」を贈呈していただきました。今年度は、長年受け継がれてきた「よさこいソーラン」を、この新しい法被をまとい30周年記念の体育祭などで地域の皆様の前で披露していきたいと考えております。
私たちは、今年度、教育活動の基盤として「コンプライアンス(法令遵守)意識の徹底」と「安心・安全な教育環境の整備」を経営の重点に掲げています。全教職員が情報を共有し連携を深める「チームMKY」として一丸となり、保護者や地域の皆様から一層信頼していただける学校づくりを進めます。
さらに、ICT機器や生成AIを活用した学びを取り入れつつ、生徒一人一人に応じた「個別最適な学び」と、仲間と共に行う「協働的な学び」を充実させていきます。
生徒たちが「わかる・できる・やってみる」という成功体験を積み重ね、笑顔で充実した日々を送る「ウェルビーイング」の実現を目指し、教職員一同、全力で教育活動に取り組んでまいります。
開校30周年を迎える本校の教育活動に対し、皆様の変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
令和8年4月1日
北海道紋別高等養護学校長 中 川 正 規